同じニチリウグループのイズミのシステムを活用
ヤマザワ(板垣宮雄社長)は今期、山形・宮城でSMを1店舗ずつ新設するほか、子会社よねや商事の旗艦店を建て替え、秋田県内の店舗網を強化する。また、ドラッグストアのヤマザワ薬品や惣菜・日配製造子会社のサンコー食品を含め、東北3県で展開するグループの物流システムを最適化していく。なお、秋には会員カードを電子マネー機能付きのものに刷新する。同じニチリウ加盟チェーンであるイズミのノウハウを導入し、顧客の囲い込みにつなげていく。
会員カードを電子マネー付きのものに刷新することにより、ポイント販促に決済手段の利便性を加える。顧客の囲い込みツールとしてさらに活用していく。
5月の株主総会を経て社長に就任予定の古山利昭副社長は、「同じニチリウグループのイズミから電子マネーのシステムを購入する。関連投資は最初の5年間で3~4億円、その後は年間数千万円の維持費を見込んでいる」と語った。
日刊流通ジャーナル2015年4月28日号より抜粋