4月、営業部門にインバウンド専任担当を設置した。重点フォロー店舗250店を中心に、店頭の活きた情報を収集してフィードバックし、スピーディに未導入商品の商談や売場づくりのサポートなどをおこなう。すでに中国語などのPOPを100種類以上を作成、提供している。
中国のポータルサイト「捜狐」は、「日本に行ったら買わねばならない12の医薬品」として、同社の5商品を紹介している。
これらの4~6月の売上は、液体絆創膏「サカムケア」(第3類医薬品)が約5.5倍、二の腕などのブツブツ治療薬「ニノキュア」(第3類医薬品)が52%増、「熱さまシート」額用が37%増、外用消炎鎮痛剤「アンメルツヨコヨコ」(第3類医薬品)が18%増といずれも好調に推移している。
「中国人観光客が関心を示す商品は変化が早い。情報をキャッチし、店頭展開するまでの時間を短縮したい」(小林社長)
日刊ドラッグストア2015年8月7日号より抜粋