
ソフトクリームの新カテゴリー
ミニストップ(宮下直之社長)は12日、店内加工FFのソフトクリームを使った新カテゴリーとして「クッキーシューソフト」(税込250円)を発売する。販売エリアは順次拡大し、全国展開は19日となる。
ソフトクリームを使用するコールドスイーツは、かき氷にトッピングする「ハロハロ」や、パフェといったシリーズが確立している。今期はさらに、温かいチョコレートケーキの上に乗せる「フォンダンショコラ」で新機軸を打ち出した。新たに投入するクッキーシューソフトも、ソフトクリームのバリエーションを広げるねらいがある。
上下に割ったシューの中に、ソフトクリームを注入し、中華まんのように袋に包んで提供する。そのままかぶりついて食べることもできるし、上部のフタを使い、ソフトクリームをすくうようにも食べられる。開発を担当した第一商品本部インストア商品開発部インストアスイーツチームの井野口裕介氏は、「女性はそのままかぶりつく食べ方に抵抗があると考え、オペレーションのしやすさも踏まえシューは最初から上下に分けることにした。スプーンもつけて提供し、ワンハンド以外の食べ方もイメージしやすいようにする。そうした配慮が、シューアイスではなくシューソフトであることのイメージづくりにも活きてくる」という。
日刊流通ジャーナル2016年2月9日号より抜粋