専用釜で塩水ボイル


ファミリーマート(中山勇社長)は8日、麺のボイル方法を見直した「ファミマのパスタ」4品を発売した。パスタの刷新は15年7月と10月に続くもので、継続的なブラッシュアップを進めている。
専用機械を導入し、家庭や専門店と同様に塩水でボイルする方法に切り換えた。麺のコシ・弾力を改善し、ソースや具材との味の絡みも良くなる。
このほど発売した4品のうち、2品は定番のミートソースを深掘りした。1品はあっさりとした味わいを追求した「完熟トマトのミートソース」(本体価格369円)で、もう1品はコクと深さを追求した「デミグラスが味の決め手!ミートソース」(399円)となっている。
本体価格554円の付加価値シリーズ2品は、季節感を取り入れた具材にこだわる。パッケージの仕様も変え、本格感を打ち出す。
1品は「香る! 桜海老のバジルパスタ」で、国産バジルを使用したソースに、サクラエビ、有頭エビ、水菜、ローストしたアーモンドを添える。もう1品は「豚ロースのチーズ焼トマトパスタ」で、チーズをのせて焼き上げた豚ロース肉をはじめ、ズッキーニなどの野菜を添える。
日刊流通ジャーナル2016年3月14日号より