
アストロ数理ホールディングス(東京都世田谷区、日下ヤスユキ社長)はスーパーマーケットをはじめとする流通・小売業を中心に、市場の環境変化に対応するために最新テクノロジーを活かした業務システムの開発・提案に取り組んでいる。いま注目を集めているAIも、「当社でもかなり以前から取り組んでいる。重要なのは過去の販売と仕入データがきちんと蓄積されているということ。そうすれば、精度の高い自動発注ができる」(日下社長)という。

コンビニエンスストア大手が2025年までにレジを無人化することを発表している。納品するメーカーは全てのアイテムにICタグをつけることになり、コンビニだけでなく、SMも恩恵を受けることができる。検品や棚卸など現場のオペレーションが簡単になり、経営的にも何が売れて何が売れなかったのかをリアルタイムに知ることができるようになり、自動発注の精度も上がる。
日刊流通ジャーナル2017年6月20日号より抜粋